2007年7月3日火曜日

Pearl ROAD・漢詩道 掲示板

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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...
このコメントはブログの管理者によって削除されました。
とある者 さんのコメント...

「匿名 さんのコメント...」から個人情報を削除して再投稿します。(海山人)

風啾啾について、質問
三髙歌集「在校の諸君に」作詞・小川安太郎(三髙大正四年三部医)
の一番に、
雨蕭々の暁を 風啾々の夕暮を
ここ霊山の草露に 英傑志士を偲ばずや
があります。
風啾々の出典を調べていたら、海山人詩集 に出会いました。
風が啾々というのは、あまり見かけませんが、出典を御教示下さい。

三耕 
一水一名月 杯中消惑憂
竹声騒茅屋 松籟到虚舟
千尺下深海 万里彼広丘
是非知天道 問津風啾啾


三髙歌集 注解書準備中の者です。

とある者 さんのコメント...

ご覧いただきましてありがとうございます。海山人です。

「啾啾」は「風啾啾」 (2001年10月06日 三耕 http://members.jcom.home.ne.jp/wa-ga-ya/kansi/sankou/320.html ) 記載のとおり、王陽明の「啾啾吟」を典故としますが、ご質問の「風啾啾」の句はオリジナルです。(「詩経」あたりにあるかもしれませんが)

ご紹介の小川氏も「志士」の語から私と同じく幕末の志士に影響を与えた王陽明の「啾啾吟」を詠んで「風啾啾」と作詞したのではないでしょうか。

因みに、京都の「霊山」とは「爾霊山」のことでしょうか。さすれば乃木将軍の旅順港攻略作戦における「2○3高地」とかけて詠んだ漢詩がありますね。

そうすると「ここ霊山の草露に 英傑志士を偲ばずや」の句が重層的に効いて来ます。

とある者 さんのコメント...

(「詩経」あたりにあるかもしれませんが)
と書きましたがざっと探したところでは「啾」字もないようです。

また、「京都の「霊山」とは「爾霊山」のことでしょうか」という「爾霊山」は実在の山でなく乃木将軍の「2○3高地」の造語だったようです。

雨蕭々の暁を 風啾々の夕暮を
ここ霊山の草露に 英傑志士を偲ばずや

京都の「霊山」は幕末の志士をまつっているとか。純粋に志士を偲ぶ歌詞だったのですね。
この「風啾啾」は悲哀を表すに最も適した用字と思います。